みなさん、こんにちは! ミライズエネチェンジ、メディアチームの岡です。
社内のさまざまな取り組みや「人」にスポットを当てる『ミラエネノート』。
今回は、優れたEV充電スポットを称える表彰制度「Miraiz ENECHANGE EV Charging Station Award(EVCS Award)」の立ち上げメンバーにインタビュー。
EV LIFE事業本部 マーケティングチームマネージャーの鈴木雄介に、制度誕生の舞台裏や、日本の充電インフラ拡充に懸ける熱い想いを詳しく聞きました◎
登場人物紹介!

鈴木 雄介
ミライズエネチェンジ株式会社 / EV LIFE事業本部 マーケティングチームマネージャー
EVユーザー向けキャンペーン・イベント企画から、充電器設置法人向けの営業企画・プロモーション施策まで幅広く担当。ユーザー側と施設側、両方の目線を持つ。自身もEVオーナー。
EVCS Awardって、どんな制度なの?
「EVCS Award」は、EV充電エネチェンジの公共用の普通充電器の設置口数が累計10,000口を突破したことを記念し、充電インフラの整備に積極的に取り組む施設への顕彰と感謝を目的として新設した取り組みです。
≪評価の観点≫
・Maintenance(設備の安定性・維持管理)
・Hospitality(利用者への配慮・サービス品質)
・Convenience(利便性・アクセス性)

EVCS Award立ち上げの背景
岡:まず、この制度を立ち上げようと思ったきっかけを教えてください!
鈴木:私はEVユーザー向けのキャンペーンやイベント企画に携わる一方、充電器を設置してくださる法人向けの営業企画やプロモーション施策にも関わっています。ユーザー側と施設側、両方の目線を持つ中で、「施設の方々への感謝を形にしたい」という気持ちがずっとありました。
同時に、ユーザーと施設の相互理解を促す取り組みもできないかという思いも。そんな二つの思いが重なったとき、ちょうど充電口数10,000口突破というタイミングが訪れたんです。「これは今しかない!」と思いました。
ミラエネ MEMO ― 充電口数10,000口突破
ミライズエネチェンジが提供・管理する充電ネットワークの総充電口数が10,000口を突破したタイミングで本制度が生まれました。「量」の節目を「質」の向上につなげる、という想いが込められています。
こだわり抜いた評価基準の話
岡:制度をつくるうえで、特にこだわったポイントはありますか?
鈴木:「量的な側面だけでなく、質的な側面を可視化する」ことにこだわりました。具体的には、ユーザーの口コミなど、表に見える反響を評価に組み込みました。実際に充電した方の体験や感情に触れることで、真にユーザーフレンドリーなスポットを追求したかった。
表彰を通じて、ユーザーがどう感じているかを施設の皆さんに知っていただける機会にしたかったんです。それが運営のモチベーションに少しでもつながれば、という思いもあって。
岡:評価項目の中で、「ここだけは外せなかった」という基準はどこでしたか?
鈴木:Maintenance(日々の運用と管理)です。「充電器が使える」ことは当たり前のように見えて、実は日々の地道な努力によって成り立っています。機器の点検・管理はもちろん、EV専用車室にガソリン車が停まらないよう工夫をしたり、コーンを管理したり……。
そういう地道な積み重ねがあってこそ、充電体験が守られている。その事実をきちんと発信したい、という思いがこの制度の根底にあります。
EVユーザー目線で語る、「良い充電スポット」とは?
岡:ご自身もEVユーザーとのことですが、「良い充電スポット」ってどんな場所だと思いますか?
鈴木:一言でいうと、「安心して向かえる場所」だと思っています。私の場合は家族での遠出の際に、宿泊施設や商業・レジャー施設など中〜長時間滞在するスポットで充電することが多いです。そのとき気にするのは、まず「複数口の充電器があるか」。1〜2口だと埋まっているリスクがあるので、複数設置されていると安心して向かえますよね。

鈴木:あと、充電器への案内がわかりやすいかどうかも大事です。以前、充電器があるはずの施設に向かったのに、現地でどこにあるかわからずあきらめてしまったことがあって(笑)。WebサイトやGoogleマップ、現地の看板で場所が明確に示されていると、焦らなくて済むので本当に助かります。
ミラエネ MEMO ― EVsmart について
充電スポットの情報確認には、EVsmartアプリが便利です。口コミや空き状況のリアルタイム確認ができ、鈴木さんも日常的に活用しているとのこと。施設の口コミがEVCS Awardの評価にも活用されています。
高評価施設に共通していたこと
岡:実際に高評価を得た施設には、どんな共通点がありましたか?
鈴木:共通しているのは、「ユーザー目線で考えている」姿勢です。事前予約の仕組みを整えていたり、ガソリン車との車室整備を徹底していたり、アプローチはさまざまですが、「利用しやすい環境」「安心して使える環境」を真剣に考えてくださっている施設が、高い評価を得ていました。
岡:審査の中で「そこまでやってくれているのか!」と感動したエピソードがあれば教えてください。
鈴木:印象的なものがいくつかあります。あるホテルでは、充電器のある駐車場から宿まで少し距離があるんですが、「電話したら送迎してもらえた」という口コミがありました。充電サービスへの気遣いが、施設のホスピタリティとして自然につながっていて、素敵だなと思いました。
もう1つは、EV充電車室のコーンに紐をつけているという施設の取り組み。利用者がコーンを動かすとき手が汚れないよう、持ち手の紐をつけるという細かい配慮。「EVユーザーの心理をかなり理解している」と、素直に感動しました。

この制度が目指す、未来のEV充電文化
岡:この制度を通じて、EVユーザーのお出かけ体験をどう変えていきたいですか?
鈴木:施設の皆さんの努力や思いがユーザーに伝わることで、充電スポットを大切に使う意識が自然に生まれてほしいと思っています。「誰かが毎日コーンを管理してくれている」「スタッフさんが気にかけてくれている」と知ったとき、利用する側の気持ちも変わるはずです。
マナーは押しつけるものではなく、相互理解の中から生まれるもの。EVCS Awardを通じた発信が、より良いEV充電文化を育てることにつながればと思っています。
岡:最後に、EVドライバーの皆さんへメッセージをお願いします!
鈴木:皆さんの「使いやすかった」「また来たい」という声が、充電インフラを良くしていく一番の力です。EVCS Awardは、そういった声を形にするための制度でもあります。
これからもEVでのお出かけをどんどん楽しんでください。そして、素敵な施設に出会ったときはぜひ口コミで教えてください。その声が、次の受賞施設を生み出すことにつながっていきます!

編集後記
ユーザーと施設、その両方に向き合ってきたからこそ生まれた「EVCS Award」。お話を伺うなかで印象的だったのは、鈴木さんの言葉のひとつひとつに、施設の方々への感謝と、EVユーザーへのリスペクトが同居していたこと。
「量」の節目を「質」の向上へ。この制度が、EV充電文化そのものを一歩前へ進める起点になる――そんな予感を抱いたインタビューでした。ぜひみなさんも、お出かけ先で出会った素敵な充電スポットの体験を、口コミで教えてください◎(岡)





